なぜ今回のお泊りが 小諸だったかと言うと・・・
この旅の最大の目的が お城マニア()の 旦那さまの
『 松本城 行ってみてぇ~~ 』の 一言で
松本城 天守閣に決まったからです
小諸は ちょうど 松本と 吉井の中間地点ぽいから・・
早速 いつもの じゃらんで
小諸 温泉 で 検索
すると 温泉 食事で高評価の 中棚温泉 中棚荘 が ヒット
かの島崎藤村が 温泉の掘削を 手伝った事で知られているそうで
大正ロマンを感じられるって・・・ ワクワク
宿の裏の駐車場から 正面玄関に向かいます
正面玄関
お部屋は 大正レトロな 大正館 バス トイレはありません
まあ 承知で予約しましたけど・・
早速 お風呂へ
ここでも 50段ほどの石段を 登らなくてはいけません
途中 飲用可能な温泉があって
飲んでみた
うわっ 思いっきり 温泉味
身体にいいか 悪いかわからんが
息を止めて 飲み切った
殿方の風呂
ご婦人風呂は
さらに もう少し登ったとこです
誰もいなかったので 写真を撮ってみた
10月からは
『 初恋りんご風呂 』で
たくさんのりんご浮かべて
甘~い香りのお風呂になるそうです
露天風呂は
熱めのお湯と
ぬるめのお湯に分かれていて
打たせ湯のあるぬる湯は
ほぼ体温
ず~っと寝てられる
指がしわしわにふやけるまで
お風呂に浸かっていたのは久々だ
そう言えば チェックインの時 フロントの人が
『 ご飯は 炊きあがりに40分かかります
もし はじめからご飯を召し上がるのでしたら お食事のスタートに合わせて炊き上げておきますが いかがなさいますか』
と聞かれた
私は もちろん 『 はじめから お願いします 』と 答えたけど こんな風に聞かれたのは 初めてだ
いつも 食事の最後に お新香と お味噌汁で しっぽり白米をいただいて・・
それはそれで わびさびを感じるひと時ではありますが・・・
お酒を飲まない私は いつも ホントは最初からご飯を食べたぁい と思っていたので
この心使いはヒジョーに ウレシかった
夕食は 和風創作料理
食前酒
藤村の にごり酒
先付け
馬鈴薯すり流し
トマトゼリー寄せ
お造り
鯉のあらい 酢味噌ぞえ
ここで 早くも 炊き込みご飯の登場
とうもろこしごはんだ
ふたりで ひと釜
大丈夫 足りるのか
甘鯛胡麻柚庵やき
ご飯が ススんじゃう
夏鴨の 治部煮
茄子と 冬瓜
信州牛の 陶板焼きを
追加注文
これで 1人前 ¥1600
せっかくなんで
揚げ物は
モロッコインゲンと 玉ねぎ
枝豆豆腐の揚げ出しと・・あとなんだっけ
ごはんを爆食の勢いが止まらず
旦那さまの分まで食べてしまいそうだったので
おそるおそる聞いてみた
『 普通の白いご飯ありますか 』
良かった あるって
その白米を 2杯( すごく品のいい 盛りですよ )いただき
3杯目を お願いしたところ
『 すみません これで 最後です 』って・・・
仕方ない 勘弁してやろう
部屋に帰る前に テラスで 本日2個目の ソフトクリーム
旨し
ひんやりした 夜の空気と
どこからともなく聞こえてくる 鈴虫の音色が 心地いい
と 思ったら・・・
ここで飼われていたのね
こうして小諸の夜は ふけていきました ( つづく )