お盆明けに頂戴した 夏季休業
勝手ながら 8月と 1月は 3連休をいただいちゃってます
毎月の2連休では ちょっと出掛けるのは勇気が要りそうな所でも
最後の1日を 休養日に充てる計算が出来る
車で行ける範囲で 今まで行った事の無い所・・・
そうだ 長野 行こっ (意外に 近い )
まずは 高速に乗って 上信越自動車道方面へ
吉井インターで 一旦降りて 関越ハイランドで 1ラウンドです
連休に 旦那さまと 温泉 & ゴルフ の旅なんて
いつ以来だろう・・・
旦那さまが 坐骨神経痛を 発症してからは とんとご無沙汰でした
7:04 スタートだったので
2人でスイスイ回れたおかげで 9時前にはお昼ごはん
メンチカツカレーで パワーチャージ
旦那さまの 坐骨神経痛は 完治したわけではなく
だましだまし 痛みとお友達になりながら
私とのゴルフに 付き合ってくれています
私は と言えば、 今のスイングフォームを 改造すべく
仕事終わりに 汗だく覚悟
週一で 練習場に通っているのに・・・
イメトレしかしていない旦那さまに 負けてしまったぁ~~
旦那さまは 痛くならないスイングを心がけて
無理をしないことが 功を奏したようです まさに けがの功名ってヤツです
こうして 12時前には 終了
お風呂には入らず そのまま 小諸に向かいます
途中 サービスエリアで おやつタイム
それでも チェックインには まだ1時間以上余裕があったので
旅館からほど近い 布引観音 ぬのびきかんのん に 立ち寄りました
駐車場に 布引観音にまつわる民話が語られたものがあったので
まずは それを読んで 学習します
「牛に引かれて善光寺参り」発祥の地はここだそうで
かなり端折って解説すると・・・
『 かつてこの地に意地悪なばあばがいた。
それを見ていた観音様は牛に姿を変え、ばあばの布切れを盗み逃走する。
布切れを盗られた程度でマジギレしたばあばはその牛を凄まじい形相で追いかけ、ついには善光寺に辿り着いた。
その善光寺にて信仰を知り、意地悪ばあばは改心する。
その後ばあばは聖ばあちゃんになり、家族はみんな幸せになりましためでたしめでたし。』
と よくあるお話 ふぅ~ん
参道 というより
山道 と言った方が正しいような
険しい道を 進んで行きます
お地蔵様を拝見する余裕もありましたが・・・
徐々に 石段の高低差が大きくなり
『 ここは 今以上 歳取ったら
来れなかったなぁ 』
と思うほど ハード
解説を読みながら 小休止です
ここは 「 善光寺穴 」と言って
善光寺が 火災にあった際
ここから煙が出た事から
善光寺と繫がっているといると言われているそうです
ホントかな
ここにも お地蔵さん
「 昔の人は 山の上とか
なんで高い所に お寺とか 神社とか
造りただるんかねぇ~~ 」
と 少々 キレ気味の 旦那さま
坐骨神経痛には こたえるようです
もう少し と 見上げると・・・ ほら
こんな風に いわに へばりついて 建ってるんですよ
およそ 20分 黙々と山道を登り ようやく 本殿に到着
御朱印を お願いしようと 社務所に行くと かわいい猫ちゃんが お出迎えです
宮司さんが
「撫でてもらうのが
大好きなんですよぉ 」
なんて教えてくれたので
よしよし と なでなで
すると・・・
途端に 体勢を変え
もっともっとと おねだりポーズ
しまいには お腹まで出して 好きにして・・って・・・
へ へ へっ 骨抜きにしてやったぜっ
そんな風に ニャンコと じゃれあってたら
急に雨が降って来た
傘をお借りして お堂に向かいました
遠くの崖っぷちに建つ あの建物
なぜ わざわざ そこに と 思わずにいられません
「懸造り」て聞いたこと・・ ないですよね
ある建築技法の1つで 有名どころでいうと
京都の清水の舞台で用いられているあれですって
釘を使わずに、木材同士が格子状に支え合ってる建築物
日本独特の技法だそうで
岩の上や崖っぷちに建てる際によく使われていて
そんなところにわざわざたてる発想に
敬意を表したいです
お堂に行くまでが また凄い
岩の真下に お堂
そして 岩をくりぬいてまで建てられた
お堂
腰をかがめながら 岩のトンネルをぬけると・・・
ようやっと
釈尊寺 観音堂宮殿に到着
その瞬間
雨が更に強くなり
まるで ゲリラ雷雨
雨と 外の様子を眺める旦那さま
腰が 引けてます
サスガ 高所恐怖症
これ以上 外側の板を 踏むことが出来ません
雨が小降りになるまで
国の 重要文化財である 宮殿を
私たちで ふたり占めしちゃいました
10分もすると 雨も落ち着いて
ようやく帰路につくことに
サワガニ かに
雨で滑るのと
カニを踏まないように・・で
帰り道も そうとう足腰にきました
あぁぁ~
早く 温泉 へ~りてぇ~
そう言って
今夜の宿へ急いだのは
言うまでもありません
それにしても ここ 布引観音
一度は訪れて 損はない と お友達にお勧めしたい 場所のひとつとなりました
(つづく)