無事 会津若松到着
会津名産の 赤べこさんを
意識したコディネート
だったのでしょうか
ここからは まちなか周遊バスにのって 飯盛山を目指します
飯盛山は、城下町を一望に見渡す小高い山で、会津盆地を見守る信仰の山です。
山頂までは 183段
坐骨神経痛 発症中の旦那さまには 有料の 「動くコンベアー」があることは調査済でしたが
なんと この日は 休止中
雪の積もる階段を登っていく姿は まるで 罰ゲームのようです
ふもとの売店のおばちゃんが
「 杖代わりに 持ってけ 」と
傘を貸してくれました
ありがたや~~
ようやく登りきると そこには 白虎隊の隊士達が静かに眠っていました
戊辰戦争の折に、白虎隊がここから見える鶴ヶ城が 黒煙に包まれているのをみて
自刃した地として知られているそうですが
大河ドラマ『八重の桜』を見ていないし
歴史も 全くうとい私たちは ここに来てから
そんな壮絶な歴史があったのか・・・と
神妙な気持ちになり 墓前に御線香を上げてみたりしたわけです
ほんとに鶴ヶ城の 城下町が 見渡せるぅ~~
少し階段を降りたところに 『 さざえ堂 』があります
会津は仏教とも深い関わりがあって、
奈良・京都・鎌倉・平泉と肩を並べる日本五大仏都の一つ
なんですって
これも会津に来てから知った事ですが、
江戸時代から会津三十三観音札所めぐりが
行われてきたそうです
次回また訪れる時は 車で来て
三十三か所の 御朱印を ゲットするのもアリかな
なんつって
内部はすべてらせん状のスロープで出来ていて、
上りと下りのスロープがまったく別の通路になっています。
このような木造の二重らせん構造は珍しく、
世界的にみても「さざえ堂」だけだって
「さざえ堂」を考案されたのは、飯盛山にあった正宗寺というお寺の郁堂(いくどう)和尚。
入口にその 郁堂和尚の木像がお出迎え
斜めに設計された窓、クルクル回るスロープ
しばらく歩いていると「あれ?あれ?」…と
自分のバランス感覚が崩れ
ゆらゆら揺れる気がしてきます
この感覚は 三日月村の 不可思議土蔵以来
当時は、ここだけでお手軽に巡礼を済ませるために
四国三十三体の観音像が安置されていたそうです
多くの参拝客が安全に通行できるようにするために
このような さざえの形の構造になったと言うけれど・・・
この形を江戸時代に思いついた和尚さんもすごいと思いますが、
コンピューターで設計図を書いたり構造計算できない時代に、
これを作り上げた宮大工さんもすごい!
「さざえ堂」の完成度の高さに ちょっと感動
飯盛山を後にして また周遊バスに乗り 目的地 東山温泉に向かい
会津東山温泉発祥の湯 「 庄助の宿 瀧の湯 」到着
ウエルカムドリンクの お抹茶と 水ようかんを頂きながら 館内の説明を聞くと
「本日 お部屋が空いておりましたので
お部屋の方 はなれの スイートルームに グレードアップさせていただきました 」と スタッフの方
なんですってぇ そんなサプライズなら 大歓迎
しかも露天風呂付
でも まずは 貸切露天風呂も 付いたプランだったので
早速 そちら 『 幻の湯 』へ
ホテルの脇を流れる 伏見の滝 のすぐそばの 露天風呂
6つあるお風呂の中でも イチオシだそうです
やっぱり 冬の露天風呂 サイコー
頭寒足熱 ずっと入っていられそう
もっと 雪があったら理想的だったけどなぁ~
日も暮れて 川の向こうの能舞台が ライトアップされて 幻想的です (つづく)